木曜日, 4月 06, 2006

大氾濫した時計群

デジタル装置は周波数を出す発振器が付いていて、
そのクロックで演算をします。
発振器とカウンタがあれば
あっという間に時計が作れるため、
ほとんど全てのデジタル装置に「時計機能」が付いています。

少し部屋を見渡すと、
携帯電話、パソコン、iPod、壁の時計、電気ポット、
炊飯ジャー、ビデオ、オーディオのアンプ、固定電話、
洗濯機、果てはエアコンのリモコンにまで時計が付いています。

捨てられないと思っているのか、
企業の販促やプレゼントにはやたらと時計があります。
駅などには時計が必要ですが、
それ以外の場所で時計が「必要とされる場所」は少ないはずです。

商談では約束の時間が大事、確かにそうなのですが、
商談の中身よりも時間が大事になっては本末転倒です。

時計は一見罪のない便利サービスのようですが、
時間が気になって仕方がない、という点で
潜在的には大きな問題だと感じています。
現代人が時間に追われている気がするのは
もしかしたら時計の存在にあるかもしれない、と思いました。

時計や時間のことを考えているとき、
それ以外のことを考えないのですから、
時計が気になる人ほど生産性が下がることになります。

外国に行った先では
ここまでたくさんの時計を見ることはありません。
レストランに行っても探さないと分からないほどです。
これが落ち着く元かもしれないと思ったのです。

それで不要な装置に関しては
腕時計以外の時計機能表示をOFFにしました。
もうすこし発展させると、
時計ではなくてアラームを使うといいかもしれません。
時間を確認することに意識を奪われなくて済むからです。

この作業が良い結果を生むのか面倒になるのか、
しばらく試してみます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Nice colors. Keep up the good work. thnx!
»

匿名 さんのコメント...

Very pretty design! Keep up the good work. Thanks.
»