「花には枯れる自由がある」、というくだりが春日武彦さんの本に出ていてふと目に留まりました。花はいつまでも咲いていたいだろう、美しさを全うせず早く枯れてしまってはかわいそうだろうというのはわたしの思い違いなのかもしれない、と考えを改めることにしました。咲こうとみずから宣言する花にのみ、雨は降り注ぐ意味を持ち、そのとき花が求めるから日の光は降り注ぐのかもしれません。
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