火曜日, 7月 04, 2006

風凪ぐ海に帆を上げて

小さいある日、ふと思ったことがあります。

「孤立、死への不安、悩み、
憎しみ、争い、奪いあい、殺しあい、
とめどもない精神破壊、環境破壊から、
個人や人類が生き延びるためにはどうしたらいいのか」、
これはずっと考え続けてきたテーマでもありました。
ただその答えが単なる「慣習」「宗教」ではないことも感じていました。

医療において、ようやく「精神」を超えた「Spilituality」が
意識されるようになって来ました。
嬉しい、楽しい、悲しいといった「精神」の面から発展し、
「生きる喜び、生き甲斐感、達成感」というものこそが
生きているうえでもっとも大切なものである、という思想です。
そして自然の力、絶対的なものの存在などを
受け入れていくことが自我を支える助けとなる、というものです。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%E9%A5%F3%A5%B9%A5%D1%A1%BC%A5%BD%A5%CA%A5%EB%BF%B4%CD%FD%B3%D8?kid=48025

それを考え続けたのが宗教なのですが、
その体系は複雑なためどうしても解釈の誤りが生じていきます。
組織として成り立ったから正しい、ということは決してないのです。
その強烈なノイズの中からSpilitualityを読み取れるか、
それが悟りと呼ばれるものである気がします。

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