月曜日, 11月 27, 2006

そして神とは、時のことかも知れず

つくばは落葉樹が街にたくさんあって、
黄色やオレンジや赤の景色が続きます。
雨が降っています。
不思議と寒くはありません。

曲からの連想で
「ふぞろいの林檎たち」に行き当たりました。
ドラマといえばシンデレラ・ストーリーか
勧善懲悪ものか、ただの惨めなストーリーか、という流れの中で、
時の流れそのものに翻弄される「ふぞろい」のドラマは、
その「時の流れが発生した嵐」を正確に描いている点で
もっとも現実らしいのかもしれないと思います。

そういう意味では、ハッピーエンドにならなかった
「東京ラブストーリー」も
実は時の流れを描こうとしていたのかな、と
思うこともあります。

現代物理学では、
時の流れがなければ
すべての物事は止まってしまうだけでなく、
すべての物質が消滅することになっています。

でも、
本当は世界のモデルが何であるかなどはどうでもいいのです。
私に与えられた時の流れが私に望まれているかどうかが
ただ私が時という神に意味を見出せるかどうかの
分かれ目なのです。

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