水曜日, 2月 07, 2007

写像空間

真空容器の窓とフランジです。
ミッキーマウスのようでもあります。
美しいと思うものにはいくつかの分け方があって、
たとえばシンプルだという美しさと、
対極にある「なまなましさ=リアルさ」という美しさに
およそ分けられるだろうか、と考えたりします。

実数に対して虚数という概念があり、
もともとは大工さんが考えた量だそうで、
そのころの直角は90度でなく100度でした。
数学の先生はこの複素数写像が4次元的であるので
「あの世の世界のこと」とよく話していたのを思い出します。

虚数の世界へ写像すると、
とても複雑な空間が一本の直線で表現されたりします。
複素数の世界は2軸の平面ですが、
「無限大」の定義が実数の場合と違っていて、
どの方向の無限大もある1点に集まることが分かっています。
「両極相通ず」という言葉はここにあるのだと
なんだか納得したのを覚えています。

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