火曜日, 4月 24, 2007

3体問題と三権分立の関係

4月の終わりは梅雨より暖かくて、
半そでのポロシャツを着ています。
襟元の裏地に花柄のデザインがついています。

抑止力がその人の内側にある場合は
独立して存在しても振舞いが変わらないのですが、
その人の外側に抑止力が必要な場合は
独立させると軌道が外れます。

日本で言うと三すくみで、
政治的に言うと三権分立です。
権力が1箇所にあってろくな結果になった試しがない、
とさんざん反省した結果なのだと考えます。

単に抑止力というだけなら三権ではなくて二権でも
よさそうな気がしますが、
二権だと一方が強くなりすぎたときに
独裁と同じ振舞いに必ずなります。
三権あれば、どこか一箇所が暴走すると
残り2箇所が常に協力すれば止められるようにできています。

物理的な話をすると、
2であることと3であることは全く違う意味になって、
2体の物理問題は解けますが3体の物理問題は常に解けません。
解けるという意味での完全さは2なのですが、
個人の人智の及ばないという意味での完全さは3です。

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