土曜日, 3月 24, 2007

右巻きと左巻きの正しさの主張

彼岸までの寒さ、彼岸までの暑さです。
ハッピーマンデー法案で天皇の行事に由来した
祝日は月曜日に移行しても、
春分の日と秋分の日は地球の動きで決まっている日で、
休みを勝手に動かせません。

日本人は「権利」を輸入しました。
それは主に明治から戦後にかけて行われ、
選挙権から始まり、自由権へと移行します。

権利を主張する、という行為は法で認められているのですが、
これを主張すると大抵「わがまま」だと言われます。

権利という言葉は人が「人の誰かから」与えられたものではなく、
人が「神から作られた」事を前提に、
一人の人に自動的に与えられている概念です。
個人という意識がなければ権利という意識はなく、
その意味で日本では「個人」であることを認めていない向きがあります。

日本人の意思決定の由来は
「集団で決めたこと」であって、
これは集団が「正しい判断をする」という前提に立っています。

集団での決定と法での決定は
いうなれば右巻きと左巻きの違いであって、
巻き方はどちらでもかまわないのですが、
巻く方向が一貫して同じであることが必要です。
集団での決定にせよ、法での決定にせよ、
人は間違うもので、
その認識があればよいと思っています。

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