木曜日, 5月 18, 2006

散文的日記

Although all the people have a lot of knowledge and wisdom,
some does not have a knowledge to share each other.

パソコンにソフトをインストールしている間は、
パソコンの潜在的能力が上がりますが仕事は為されていません。
ドイツの諺に「万書を読んだ愚か者」というのがあって、
本だけ読んで何も行動しなかった人のことを言います。

深く考えることと追求を深めずに行動することの
両面は、このような関係に良く似ているのではないかと思います。

日本的な基本精神として求道があり、
道を究めることが美徳とされています。
しかし究める道には原理的に終わりがありません。

求道のもつ問題点は、
周りの人より十分達者である、という外的要因によって
行動できるかどうかが変わってしまう状態に陥りやすいことです。
下手を見せたら「恥」ということになるからです。

それを懸命に逃れようとして、
僭越ながらとか若輩者ですからとか
さまざまなカウンターを用意することになります。

深く追求すること自体はとても重要なことです。
自分の進む軌道を変えるからです。
しかし軌道が変わっても進まなければ前へは動けません。

それはまるで地球を回る月のように、
月が周回し続けるためには、
軌道半径を大きくしたらより速く進む必要があるのと同じです。

深く考えることと、迷いを振り切ってたくさん行動することは
まったく違ったものではなく、相互補完された要素と感じます。

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