木曜日, 1月 25, 2007

長高エネルギー宇宙線の閃き

世界には一体何の役に立つのだろう、と
首を傾げたくなる技術が発明され、
しかし時間が進んで少しずつ世界が変容すると
その技術なしでは成り立たない世界に
なっていたりします。

核の話は日本人なら
原子爆弾が最初に来るのですが、
原子核の応用は身近にあって、
普段食べているジャガイモの発芽を抑えるために
放射線が使われています。
その量は微量なので
改質することも遺伝子変異することも特にありません。

宇宙のはるかかなたでは
星が生まれたり消えたりしていて、
人間が地上では作り出せない
超高エネルギーの放射線が
たまに地球まで到達します。

宇宙船に積まれた電子計算機では
この高エネルギー放射線でメモリの値が書き換わり
故障の原因になるそうで、
耐放射線性に優れた=放射化しにくい物質を使った
半導体へと作り変えているのだそうです。

星の放射線がメモリを書き換えるほどの力なら
人間の脳だってこの放射線で神経に信号が発生するわけで、
わたしたちが何かをひらめくときには
本当に「星のお告げ」が届いているのかもしれません。

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