月曜日, 1月 29, 2007

人を機械としてみれば

甜茶を飲んでいます。
小学生のころ友達の家の近くにあったお寺で
花まつりに
甘いお茶を飲んだ記憶が忘れられずにいます。
あれは甜茶でしょうか、
あるいはアマチャヅルでしょうか。

加速器ではビームが光の数十%の速度で回ります。
光より速い情報伝達手段はないので
いくら高速の信号線を使っても
リアルタイム制御に間に合わないことがあります。

踊るロボットを作るとき、
音楽とシンクロして見える動きを出す場合、
腕や足の慣性があるため
動きの信号は音楽が聞こえるよりも
先に発生していなければなりません。

わたしたちが「リアルタイム」で見た、触ったと知覚しているものは
情報的に言うと0.何秒か前のものであって、
実時間での現象ではありません。

バットで飛んできたボールを打つ、
ただこれだけのことなのですが
意識の上では遅れてしまうので処理できません。

空間と時間は本当は区別がないので、
今の3次元空間で人間は右に行ったり左に行ったりできるのと同じように
時間も前と後にいける時空があります。

時間が一方にしか流れないというのは
いまだに不思議のひとつで、
普段「明日」と思っているものは
今までの連想で作られたものであって、
時間の始まりがあるかどうかは分からず、
かつ現在というものを捕まえることができないので
3次元の空間では実際には明日がありません。

理論は「宇宙の始まりが分からない」といいますが、
本当の現在というものも
人にはまた分からないものです。

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