土曜日, 10月 20, 2007

ショート・レポート

時折カップめんを買うと
ノンフライであるかどうかを気にします。
麺がおいしいのです。

「人は見たいものが見える」と言った人がいて、
「人間は都合のよいことだけを知りたがる」と言った人がいて、
そこから分かることは
「人はこの世界をどう扱ったらいいかは分からない」ということです。

先日雁の群れをみました。
魔女の宅急便みたいに、ほんとに逆V字を描いて飛び、
しばらくすると先頭が入れ替わるようすが観察できました。

魚の群れは「全体を知って」動いているのではなく、
「自分の近傍」に対する振る舞いだけが決まっていて、
それだけで群れで泳ぐ性質が保たれます。

遠隔相互作用の例は電磁力で、
近接相互作用の例は核力です。

人間にはひとつの脳幹とふたつの大脳があり、
ひとが「世界はひとつ」とか「二つの相補性」とか言いたがるのは
そのせいであるような気がします。
脳が二つのパーツで構成されている限り、
世界の争い、つまり自身の葛藤は続くのかもしれません。

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