火曜日, 5月 17, 2005

写真が貼れません

夜中起きて書類書きをしています。
一般には地球の東に向かって移動すると
時差ぼけが辛くなるという話を聞いているのですが、
日本を出る前の生活で夜遅くまで起きていたので、
日本で時差ぼけが起きていたのだろうと考えています。

デジカメを尼崎に忘れてきたので、
クリエで写真を撮ったところまではいいのですが、
所内のネットワークにファイルを送れなくて、
写真が貼れません。

プログラムを手にとって、会議の中で聞きたい項目を絞ります。
2年前に、初めて会議に来たときには
どのテーマも重要そうで、知らないことばかりで、
複数のブースで並列に会議をすると
聞けないテーマが現れてくるわけで、
会議を組織した人は一体何を考えているのだろうと
しばらく思っていました。

会議に何回か参加していくうちに、
それぞれの研究所が現在目標としている事が明らかになり、
技術の進捗を前年と比較できるようになって、
自分が聞きたいテーマが選べるようになってきました。

この会議、一種のスーパーかデパートのようなものです。
たくさんブースがあっても、そのときの自分に必要なものは
限られているから成り立つのです。
日替わりで面白い商品が出てきたりするので、
それを目当てに押しかけます。

最初は知らない人だらけの会場も、
だんだんと知り合いになってくれた方が増えてきて、
話も弾むようになってきます。
時々情報交換をしていれば、本当に必要なことは
最初の1分ぐらいの会話で通じてしまいます。

メールでの会話と、
実際にあって話すことでは
引き出せる情報の量が全く違うことによく驚きます。
たかが数分の話をするために外国に行っているのかと思うと
なんとも効率が悪いなとも感じることが以前はありました。

しかし、本当は隠し持っている秘密とか、困っていることなんかは
会話の「ある一言」の中や表情の中に埋め込まれていて、
そして会話は質問と答えでできているので、
考えて体裁を整えられるメールや、本人が目の前にいない
テレビ電話とは緊張感が全く違います。

困ったときの相談には会って話をするしかないのではないだろうか、
と最近思います。
次点は恐らく電話です。

でもメールのほうがいいこともあります。
カンフル剤の注射のような会話と違って、
文字は漢方薬のように長く効くからです。

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