金曜日, 12月 02, 2005

風邪の因数分解

年に3回ぐらい風邪を引くわたしは
よく風邪薬を飲みます。
ところがこの風邪薬、
西洋系の総合感冒薬ほど効き目がやっかいで、
飲んだ後の調子が優れません。

漢方の葛根湯は
よいタイミングで飲むと劇的に効いて
次の日には治っているものですが、
いろいろ調べてみると
タイミングが違うと全く効かないことがわかって
それはそれで困っています。

そこで引いてしまったけれどその場を凌ぎたいとき、
各症状だけ抑えることにしました。

くしゃみが止まらない時はくしゃみ止め、
喉が痛い時は咳止め、
頭痛がする時は痛み止めという具合に
薬が混ざる種類を減らしていくと
比較的体のもちもいいようです。

風邪を引いたら頭を使わずに寝ていればいいのですが、
それができないという世の中なのかという問いを
時折考えます。
もちろん少しの具合でいろいろな約束事が進まないと
困ることはたくさんあるのですが、
いたずらに納期や期限が短い設計になってはいないだろうかと
考え直したくなることがあります。

熟練して手際よくなることは大切だと思いますが、
スピードは力である、
一般的に言われているこの言葉を
どう受け止めたらいいのか分からず、
まだまだ思索は続きます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

葛根湯。

葛根湯を良く飲みますが、ある時医者で、
日本人にはしょうせいりゅうとう(小青龍湯だったかな・・・)合ってると聞きました。
そのお医者さん曰く、葛根湯はごっつい人、ようするに西洋人とか向けだそうで。
でも良く見ますよね、葛根湯。
私もそれまで普通に飲んでいました。普通に処方されていたこともあります。

どの医者の言葉を信じたらいいのか謎めいてるところです。

とりさん さんのコメント...

>りんごまん
夜実験シフトおつかれさん(^-^)
確かに小青竜湯はなかなか目立ったところに置いてない漢方薬ですね。
西洋薬を日本が使った歴史はまだずいぶん浅いのだから、和漢薬でももっと民間に知識が残っていたらよかったのにと思いますが、歴史の流れの中で分断された知識なのかもしれません。