木曜日, 6月 02, 2005

本の背表紙

朝起きてどうも息苦しい、
酸素不足かと思って深呼吸を繰り返していたのですが、
どうも過換気気味なようで、
ゆっくりと浅い呼吸をすると楽になります。

本を借りずに買うようになってから、
よく本が読めるようになりました。
部屋の引越しのときになんとなく荷物が少なくて楽だと思ったら、
実は研究室に本棚二つ分の本とレポートが積んであったりして、
次回の引越し準備が来るとしたら
どれだけ時間がかかるだろうかと心配しています。

本を買ってもう一つ良かったことは、
背表紙を眺められることです。
毎日背表紙が見えるところで考え事をしていると、
自然と中身を思い出して手に取ることができます。

2年前に来たアメリカで、
この国では仕事をしないものはとことん仕事をしない、と
聞いていたのですが、
今回その現場を初めて目の当たりにしました。
この国に契約書が必要になる理由は、
日本で契約書を必要とする理由と違うと感じます。

日本とか、おそらくアジアで契約書を作る理由は、
cheat=特に金額や品質を騙すことに対する警戒のような意味合いが強いのですが、
アメリカで契約書を作る理由は、
engage=作業の遂行自体を保証する意味合いが強いことが分かります。

以心伝心なのか、WYSIWYGなのか、
どんな世界モデルを作っても
人間がそれを取り扱うという時点で問題が生じるのですが、
どちらにしてもgood natureな人と付き合いたいものです。

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