水曜日, 9月 21, 2005

マッチポンプ、というわけではないけれど

西洋医学的に難しい症例には
漢方薬がいいよ、と言って
初めて人に勧めたのは10年前です。
最近になってやっと
自分も漢方薬を使ってみることにしました。
予後は良好です。

2度目の装置組み立てにあたり、
新しい試みを始めました。
と言っても「何かを増やす」とは逆のことで、
「前もって起こると自分だけが予見できたことでは
行動を開始しない」というものです。

これまでは、潜在的な危険性に気がつくと
先回りして全て手を打ち、スケジュールが円滑に流れることに
意識を全て集中していました。
これだと確かに狙ったとおりのスケジュールで流れるのですが、
現場を理解されず時間が過ぎてしまうことが
次第に分かってきました。

そこで今回は、
トラブルが起こりそうでも
重大な事態に至らないものについては
少しのスケジュールの遅れを容認し、
トラブルについては全体で対処する、という方角に
舵を切り替えました。

結果として理想どおりのスケジュールからは程遠くなりますが、
手を動かさなければ現場に対する認識を持てないという
人特有の問題からは
少しずつ解放されつつあります。

相変わらず思考作業の難しい部分は
負担が大きいのですが、
労働作業を肩代わりしてもらえるだけでも
成果は大きいのです。

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