人にはそれぞれ「必ず理由がある」
秋の山をこれほど美しいと感じるようになったのは
関東に出てきてからです。
九州の紅葉はオレンジ色が多いのです。
タイトルはC&Aのブックレットの一節です。
ニュースとテレビを見ない生活を送っています。
概ね見なくても生活はできます。
しかし人と共通の話題を求めるときには
少々不便に感じることもあります。
この「不便さ」、国によって違いはないようで、
イギリス紳士は社交場のたしなみとして
新しいジョークと最近の話題を用意しておくことが
求められていたといいます。
生きやすさ、というのは
制約条件の少なさ、という尺度で測れば分かりやすく、
条件が増えれば増えるほど生きるのは難しくなります。
争いや矛盾や衝突や、
そういったものは生き物の中では脳の活動という「おまけ」の部分であって、
それらは単体では特に意味を成さないのかもしれないのですが、
しかしそれらが人という種を選び進化させるプロセスの一つで
あるとするなら、
それらには何かの理由があるのだろうと思います。
人間は進化の最終過程に生まれたという説がまかり通っていて、
しかし人間は進化し間違えた生き物かもしれないことは
あまり問題にしようとしないものです。
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