「野球が好きな人」
昨日はずいぶん外が暗くて、
午後4時半になると真っ暗になった感じがします。
野球が好きな人、と表現すると
野球をするのが好きな人、野球を見るのが好きな人、
その両方、という3種類に分けられます。
趣味で野球をする場合は、
観客というのはあってもなくても野球自体はできます。
仕事で野球をする場合は、
野球をする人には野球を見て楽しみにする人がいることで
野球が続けられます。
時折出てくる話の中で、
世の中には2:6:2の法則と言うものがある、といいます。
ある出来事、集まり、など多数のものの集合に対して、
最も重要な寄与をするものは全体の2割、
日によって変動する寄与をするものは全体の6割、
全く寄与しないものは全体の2割、
という風に解釈されます。
野球でも芸能でも、
熱心に応援へ馳せ参じ通うファンの存在が
その後の発展を決めるのだといいます。
彼らは自分自身が「応援するもの」をやるのではないけれど、
それと同じくらいの努力をして注目し応援しています。
ちょっと立ち寄って気の効いたことがひとこと言えて、
立ち寄るも立ち寄らないもその日の気ままで、
という「しゃれたお客さん」の立場でいる場所も
十分あっていいと思いますが、
そういう人もどこかの場所に「一生懸命さ」というものを
持っていて欲しいなとつい思ってしまいます。
お気楽で楽しくて、という感じが持てれば
もっと気持ちには余裕がたくさんできるのかもしれませんが、
そうすることを自分に許すことは難しいし、
そういうものに魅力を感じる感覚も発達していません。
ずっと楽できる生活にはなれないのかもしれませんが、
それでも一生懸命さというものを出せる意志の強い魅力を
自分にも相手にもどこかで求めていくだろうと感じます。
それは何度も自分を試してみて、
一度も変わらなかった部分の一つです。
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