火曜日, 8月 01, 2006

新聞をやめてみました

久しぶりに少し頭痛がします。
ただ頭痛薬は胃が荒れるので控えています。

本を読む量が増えました。
本は確かにさまざまなことを教えてくれますが、
基本的には特別な人の特別な記録です。

大人がきちんと参考に読む本ってちょっと難しい気がします。
大偉人と呼ばれることはないだろう、
わたしを含めたたくさんの人たちが
世界のトップの話を読んで実行したとしても
必ず成功するわけではないからです。

本は時々便利で時々不便です。
一度読み慣れてしまうと、本にはなんとなく
任意性の高い世界があって、
何冊も読めば自分の味方になる台詞がどこかに載っています。
最近本の量が増えていたのですが、
本が時に逃げ場になってしまうことを知って、
しばらく読むのを控えてみようと思いました。

社会人になったら新聞を読む、
なんとなくそんな意識で新聞を始めましたが、
世界の裏の必要かどうかわからない情報まで手に入れて
心配の量が増えるのではどうも納得がいきません。
新聞を片付ける手間も相当なものなので、
定期購読をやめてみました。
情報源は違うものを探してみます。

朝のニュースも同じです。
情報が生ものなのは知っていますが、
ニュースは「毎日流す何かを探している」状態で、
流すべき情報が他のニュースに埋もれてしまったり
何もねたがないときにある事件の追及ばかり行われたりして
見る意味を感じません。

情報に鼻先をつかんで引きずり回される、
株の世界はまさにこんな状態です。
生き馬の目を抜くように生きるペースを上げなければ
成り立たない、
みんなはそんな世界が本当に欲しいのでしょうか?

株の短期投資は1/1000ぐらいしかうまく行かないと言います。
さまざまな使い方があるのは知っていますが、
それでも自分は儲かると思っているのでしょうか?

国政は国の基本で大切ですが、
みんなそろって小泉さんに届かぬ一人文句を言うくらいなら
自分の町の市長さんとか町長さんとかに
具体的な相談を持ちかけたほうが良いような気がします。

巷の雑誌が喧伝するように
聖人君子に名を連ねなくても、
どこかの会社の上役にまで上り詰めなくても構わない、
自分には自分の人生があって、
全ては自分の足元から始まる、
そんな風に思いたいのです。

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