月曜日, 6月 11, 2007

コンピュータには「わたし」が残らない

週末、ふきをもらいました。
皮を取っていたら指先があくで茶色く染まって、
野生に近い感じがしてうれしく思いました。

パソコンの画面を見続けるのが苦手です。
なんとなく自分がなくなって
吸い込まれたような感じがするからです。

読み書きするものなら本とノートがあります。
本は持ち歩くたびに少しずつ記事がやわらかくなったり
折れ目がついたりするので、
読んだ、持ち歩いたということが記録されていて
実感として理解できます。

pdfはこの数年頻繁に使うようになった道具で、
21世紀以前にはほとんど存在を知らなかった道具です。
pdfは紙を減らすために作られていて、
なるほど印刷物一つの割合に対しては印刷回数が
減ったかもしれませんが、
印刷物の総量としてはむしろ増えているような気がします。

pdfの困ったところは、何度読んでも折り目がつかないところで、
それで以前読んだpdfはまた真っ白な状態で現れ、
それが逆にわたしを混乱させるのです。

記憶に残っていないものはたどりようがなく、
それで題名とかメモとかを作ってみるのですが、
紙ならすぐにわかる「古くなった程度」さえも
pdfには残っておらず、
それで「わたし」は時々分からなくなります。

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