自分の街のガイド本と、恋愛のスキルについて
福岡に半年ぶりぐらいに戻りました。
新しく地下鉄線ができていました。
福岡で育ったわたしが、福岡のガイド本を買うことは
自分にとって珍しいと思っています。
本当は地元にいるときが一番ガイド本を役立てられるのですが、
「犬も歩けば」を信じすぎていて、
適当に歩いて探してしまい結局見つからずに終わることも
時々あるのです。
槇原敬之の歌の中に、
同じキスを何度も繰り返して
その中で世界で一番素敵な人がみつかることを信じてる、
という意味のくだりがあります。
確かに人の出会いとは縁があるものですが、
待っていると運命の出会いがある、というわけでもないのです。
運命はいいものが一点買いでやってくるわけではないのです。
ガイド本においしいものが載っている、
それは便利で確かなことですが、
ただ、それでも時々てぶらで歩き回ってしまうのは、
誰かが見つけた何かではなくて、
自分の力で見つけた何かであることに意味がある、
ということを心のどこかで認識しているからだと思います。
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