木曜日, 2月 24, 2005

ディズニー振り袖は無理がある

難しくないパソコンの使い方として、
バーコードを読ませて動くようにしたら便利だと思いました。

ホームページのアドレスなんかをバーコードにして、
机に貼るとマウス操作なしですぐ呼び出せます。

天神地下街で、着物やさんを見つけました。
テーマごとの振袖、と銘打って、
ディズニーシリーズの振袖というコーナーが作られていました。

きっとディズニーが好きな人にはたまらない一品かもしれませんが、
アラジンのお姫様がつけていた髪飾りのようなものを
着物と一緒にまとうのはやっぱり無理があると思います。

個人的には、
洋服に対してのこだわりは、あるようなないような感じです。
洋服そのものが絶対的にきれいということはなくて、
着る人の体形やしぐさが大きく影響すると思っています。

宮沢りえが男性のシャツのCMで登場していて、
その白いシャツは無地で泥だらけなのですが、
彼女が着ていると絵になるのを見て、
シャツのデザインがいいから泥だらけでもよく見えるのか、
着ている人が印象的だから泥だらけでも良く見えるのか、
しばらく考えました。

洋服を買いに行くと、店員さんの中には
売り上げることだけを考えて
良くお似合いですよ、と似合っていないけれど高額な洋服を勧め、
買ったほうはそのブランドと値段に満足している、
という光景が時々見られます。
売るほうも買うほうも、これでは精神的に満たされず
両方不幸なままです。

女性でも男性でもそうですが、
行動を面倒に思う姿は綺麗ではないと思います。
自分の体形を変える努力は時間がかかったとしても、
その事実に目をつぶっているより良いことです。

静止画と動画、質が求められるのは静止画です。
静的な存在を美しく感じるのは難しく、
パソコンでも静止画と動画では、動画のほうが
画質が落ちても気になりません。
逆に、化粧品のポスターに起用された女優の大きな写真は
よほど完全に作らないと綺麗には見えません。

これより、人が動いている姿というのは、
静的な自分の姿以上にその人を美しく見せることが
できるということになります。

アメリカ流の発想では、
早く稼いで仕事を辞めたい、と考えるのだそうですが、
そういう人たちはフロリダの保養地などで
テレビを見て、ゴルフをして、ダンスをして、
しかしつまらなさそうに過ごす人が多いのだそうです。

それは「人から必要とされる」という、
人の喜びを失うことからきているのだ、ということに
意識の上で気がついていないからかもしれません。

社会性というのは理性のように取り扱われますが、
人間の本能の一部です。
蟻が社会生活を営んでいるのを考えれば、
それが最初から遺伝子に組まれた行動だとわかります。

自分が動き、何かが喜ぶ、
そんな循環を繰り返したいなと心から思います。

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