必要な仕事、必要でない仕事
一筆箋って便利な道具です。
ひとことしか書くことがなくても体裁が取れます。
携帯電話の「メール」は
「封筒」ではなく一筆箋のようだったから
流行ったのかもしれません。
あまり観たいジャンルのドラマではないのですが、
「ナニワ金融道」をテレビで観ました。
ドラマを見ながら、
仕事とは2種類あって、
人を幸せにする仕事と、人を食い物にする仕事がある気がしてきました。
そのふたつはどちらも「経済活動」という同じ顔をしていて、
世の中に必要とされる時期があります。
飽和した世界においてただ利子を求めるだけの金融業は
「生産的ではない」という意味で必要ではないのです。
金融関係に勤める友達と話をしながら、
彼は「お客さんの生活の役に立ちたい」金融がしたいと話していました。
土地売買と同じように、
転がすだけで儲けるような仕組みが存在すると、
人は苦労して働くことを忘れてしまうので
健全な産業を圧迫します。
その結果自分たちの街が住みにくくなるのです。
人はふとしたきっかけで人生の流れが変わってしまいます。
満たされない思いの為にギャンブルに走ったり、
逆に一本の電話やメールで活路を見出せたりします。
わたしは人の全てを守ってやることなんて到底できませんが、
頑張っている人には自分ができるだけの「よいきっかけ」を作ってあげたい、と
いつも思っています。
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