金曜日, 5月 11, 2007

絵巻物

文書を書いている際にはそれほど気にならないのですが、
式を解いている時と図面で寸法を比較しているときには
裏と表があり、分離できないノート型の紙は
とても使いにくいと思っています。

加速器は装置が1周130mほどあるので、
図面は地図のようです。

それでノートを後ろからカッターナイフで切り、
セロハンでつなぎ合わせてジャバラ状にした
見開き図面を作っています。
図面と磁場データをめくりながら確認せず、
広げてひと目で確認できることが大事です。

確かにコンピュータは情報を「纏める」ことに威力を発揮しますが、
画面がいくらでも広がる、という意味で紙はとても使いやすく、
紙と同じコストのコンピュータができない限り
需要はなくならないだろうなと思いました。

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