火曜日, 5月 01, 2007

We are "Cells"

庭園いっぱいの牡丹の花を見に行きました。
牡丹の花は小学校の頃薄紙を折って真ん中を輪ゴムで止め、
ふっくらと広げた花飾りほどもある大きさで、
こんなに大きな花があるのかと少し驚きました。
桃源郷は言うなれば地上の楽園で、
そこに咲いているのはどうも桃の花より牡丹の花のような気がしました。

牡丹の花は女性の美しさを形容するものですが、
ある日女性よりも花のほうをより美しく感じるようになるかもしれない、と
なぜかまじめに思いました。

人間が細胞でできている、
これはみんなが良く知っている話です。
細胞単体でもそれなりに生きていくことができます。
細胞はそれぞれ自分の役割をある程度知っていて、
しかし全ては知りません。
そして環境に応じて役割を果たし、
時にフィードバックの間違いを起こします。

そして人もやっぱり細胞なのだ、と思います。
構成している「社会」はおそらく上の次元の「生き物」です。
電気の神経、原子力の心臓、船や飛行機の筋肉、
巨大な分散計算機でできた脳に相当するものがあって、
社会という「それ」は、おそらく意思を持って生きているのです。


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