キレる子とナトリウム不足の関係
出先で持ち運びしやすいように
小さな光学式マウスを買いました。
ボタンが押しやすくて気に入っています。
「キレる子」が増えたといい、
しかしわたしはあまり見たことがありません。
昔の子と今の子を直接並べることはできないので、
その違いから推測することになります。
精神や筋肉の「緊張をとる」物質として、
カルシウムと答える人が多いのではないかと思います。
カルシウムは筋肉の興奮に使われるもので、
緊張を取るのはナトリウムです。
放射線医学では体内に含まれる元素量を特定する技術があって、
それは体内から出る放射線のエネルギースペクトルを測定し、
自然界元素の放射性同位体の質量比を別に求めておくことで決まります。
カリウムは0.012%が放射性なので体内のカリウム総量を比較的容易に測定できますが、
ナトリウムは100%非放射性なのでナトリウム総量は測定できません。
測定が困難であるということは、
その分野に関連した研究が進みにくいことを意味します。
ナトリウム総量はおそらく人体にとって重要な量のはずですが、
血中ナトリウム濃度から総量を割り出すこともできません。
運動に慣れていない体、成長期の体は
ナトリウム再吸収がうまくいかない場合があり、
汗をかくために必要な電解質量が多くなります。
ポテトチップは食塩が多いと思われている食べ物の代表ですが、
一袋で0.8gの食塩です。
すき屋の牛丼が1食2.2gで、
ビッグマックでも1.9gしか入っておらず、
ポテトもLサイズで0.6gで、
デザートやジュースには殆どナトリウムは含まれておらず、
カロリーは簡単にオーバーし、食塩は6g以下になってしまいます。
欧米化の食事の特徴は、
カロリーとナトリウムのバランスが異なるところにありそうです。
コンビニに行ってナトリウムの多い食品を探しても、
今は殆ど見つかりません。
脱酸素剤、窒素封入、低温輸送などで
塩分を効かせた保存法が必要なくなっているのです。
日本人は塩分を取りすぎている、は
おそらくかなり多くの人にとっては全く当てはまりません。
心配すべきは、ナトリウムの取りすぎではなく、
不足による体への影響です。
2 件のコメント:
おひさしぶりです。紅茶キノコです。
memorizeでお世話になっていたのですが
覚えていらっしゃるかな?
さっきビックマックセットをお昼に食べて
きたのですが、しょっぱかったですよ。
でも少ないのですね。って1日にいくらナトリウムが必要なのかも知らずに生きてますが
勉強になりました。
あいかわらずとりさんはすごいですね。
もちろん!覚えています。
アメリカ留学して戻ってこられたのですよね。アメリカの風景とかたくさんのお友達の話などいつも楽しみに読んでいました。メモライズがなくなって行けなくなった日記がいくつかあります。
もしどこかで日記を続けていたらまた読みたいです。アドレスを教えてください。
コメントを投稿