それはおそらく、自然を理解したから
雨が降っています。
それでも建物の中はこの数ヶ月雨が少なかったせいで乾いていて、
タオルがよく乾きます。
人間は文明を作った、だから偉大なのだ、と現代は言い、
情報とテクノロジーが優先しているように見えます。
テクノロジーを「使う」という事の意味は、
ひとつは「食べることを楽にする」ために導入されてきました。
簡単な例は石器の斧や農耕具、土器などで、
そのままでは食べられず処理が必要な食材を
食べ物として導入するために必要とされました。
食べるため、住むためのテクノロジーというベースが充足するにつれて、
「長く生きる」ためのテクノロジーが注目されます。
薬草や発酵食などから始まり、
傷や疾病の治療へと話が進みます。
それでも文明のほとんどの期間は食べるために精一杯で、
旱魃や異常気象などに対応する術をもちませんでした。
食べ物、正確には意識を正常に保てる食生活と
居住区の確保という基盤があって、
初めて人は戦争に関する出来事を忘れていくのだと
最近感じます。
文明というものが現れては消え、
しかし今や人間は地球全土に広まっていて、
それらが奇しくも体と同じ電気信号で情報をやり取りする、
その様子は地球の外から見ればおそらく、
人の集まりが作った「新しい生き物」の姿です。
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