気に入ったアルバムは延々と聴くくせがあって、
Chemistryの最初のアルバム"The Way We Are"が
とても気に入っています。
Chemistryのアルバムは他にも聴いたことがありますが、
最初のアルバムが飽きずに聴いていられます。
ある日好きなものはなぜか別れの歌であることが多くて、
その理由ははっきりしません。
あえて理由を与えるとしたら、
別れの瞬間に「何か」がはっきりする、
それはその人が自分にとってどれだけ大事なものかであり、
自分の中にどれだけその人が埋め込まれたかの証左を感じるから、
と書いたら少しは当たるでしょうか。
幸せな曲も好きなのですが、
このアルバムは別れの歌が綺麗です。
8曲目"You Go Your Way"を聴いて、
最後の最後に心とは異なる言葉を発し、
その言葉を本心と受け取ってもらったことを思います。
パンドラの箱の最後が「希望」であるように、
わたしの心の最後にある言葉は表には出さず、
しかし錠をかけて鍵を月に返しました。
わたしが願うことはいつも同じで、
ただあなたがあなたでいられる日が増えますように、です。
月曜日, 5月 21, 2007
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