月曜日, 5月 21, 2007

気に入ったアルバムは延々と聴くくせがあって、
Chemistryの最初のアルバム"The Way We Are"が
とても気に入っています。
Chemistryのアルバムは他にも聴いたことがありますが、
最初のアルバムが飽きずに聴いていられます。

ある日好きなものはなぜか別れの歌であることが多くて、
その理由ははっきりしません。
あえて理由を与えるとしたら、
別れの瞬間に「何か」がはっきりする、
それはその人が自分にとってどれだけ大事なものかであり、
自分の中にどれだけその人が埋め込まれたかの証左を感じるから、
と書いたら少しは当たるでしょうか。

幸せな曲も好きなのですが、
このアルバムは別れの歌が綺麗です。
8曲目"You Go Your Way"を聴いて、
最後の最後に心とは異なる言葉を発し、
その言葉を本心と受け取ってもらったことを思います。

パンドラの箱の最後が「希望」であるように、
わたしの心の最後にある言葉は表には出さず、
しかし錠をかけて鍵を月に返しました。

わたしが願うことはいつも同じで、
ただあなたがあなたでいられる日が増えますように、です。

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